昭和30年を過ぎた頃、復興に向かって力溢れる時が日本中に流れていました。生活様式が和から洋への転換期を迎えるとともに、洋菓子が一般家庭に普及し、クリスマスにはケーキが洋菓子の代表的な役割をするようになりました。
そのような歴史的背景の中で、バターはクリームに用いるという感覚を活かして、生地の中にバターを入れた風味豊かなバターケーキが誕生しました。
見た目には何の変哲もない菊形に焼き上げられたバターケーキは、卵、粉、砂糖、フレッシュバターの４等割りという贅沢な洋菓子として、昭和生まれの方なら誰でもなじみ深い味です。
前橋カレームのマドレーヌは「自然の風味を大切に」作られています。封を切りそのままお召し上がり頂くのはもちろんのこと、 電子レンジで温めるとより一層バターの香りが漂い、口当たりも柔らかくなり、おすすめです。